あたし、絶対治してみせるっ!

不安症からのパニック障害歴11年。とうとう非定型うつまで出てきて、もうこんなのにうんざりっ(ToT) こうなったら絶対に絶対に治すんだ!それも完治めざして‼ 泣きそうな日もあるけど、頑張ろう!

はじまり③

何も分からない母は、ただ私の電話に驚いて次の日に飛行機で来てくれた。後で聞くと、不治の病か何かだと思って心配したらしいんだよね。
その頃の私は、漠然とした不安感にずっと襲われてて、それが強くなったり弱くなったり、動悸や身体の緊張もあったけど、それ以上に不安と、それが高まりすぎて恐怖すら感じるのが、とにかくつらかった。
母が来てくれて、子どもたちが「おばあちゃんだぁ🎵」と駆け寄ったときは、ほんとにホッとした。不安の中でも、子供たちにはそんなそぶり見せちゃダメだって思ってたから。
次の日に病院に行った。待合室はゆったりしたソファで、診察室も応接室?のような感じ。先生も普通の私服で、それが逆に、わー、これが心療内科なんだ、いよいよ来てしまったんだ…⤵と思えたっけ。


診断はもちろん、ここからこの先ずっと付き合うハメになる「パニック発作」。
それまでの私の「パニック」って言葉のイメージは、取り乱して我を忘れるような混乱状態って感じだったから、その診断名がすごく嫌だなと思ったのを覚えてる。
だから、こんなのさっと薬飲んで、すぐ治しちゃおう、って思ってたし。
薬は2種類。何だったか調べようと思って、今お薬手帳探したけど、前の手帳が残ってないなあ。確かどこのページ見てもパキシルのオンパレードだし、「負の遺産」何ていらないやって捨てちゃった気がする(笑)。
確かデパスを1日3回、5日位飲んで、並行してパキシル2錠/日で、効いてくるのを待ちましょう。というふうだった。
何の知識もない私は、この処方の薬を飲み終えたら、もう治っていつもの生活に元通り🎵くらいに思ってたんだよね。

はじまり②

いろんな本やネットでは、パニック発作が続くのはだいたい15分、長くても30分くらいで治まるって書いてあるけど、私の最初の発作はもっと長かった気がする。自分の勝手な体感だけど、1時間は続いたような気がするんだよね。


職場からあわてて帰宅したダンナは、事故でもあったのかと思っていたみたい。とにかく怖い、何かが変なの、と動揺してる私に、「事故かと思って心配したよ。とりあえず良かった。フィンチ(私)、疲れがたまってるんじゃない?」と、慌てた様子もなくて冷静で。
「そんなんじゃなくて、ほんとに何かがおかしいの。私、ちゃんとしゃべってる?どうしよう。苦しいし、変なの。」って言ったんだけど、じゃあ救急車呼ぼうって事にもならないし、私と事の重大さの認識が全然違うことが、不思議な感じだったのを覚えてる。
しばらくダンナに抱きついていると、「じゃあ、仕事に戻るわ」と。お願いだから今日は家にいて、と頼んだけど、そのころ責任職に就いていたダンナは、やっぱり戻らなきゃならなくて、行ってしまった。
ダンナはただの疲れか何かだと思ったんだよね。
けど、自分の事は自分がよく分かる。
残された部屋で、下の子を抱っこしながら私は、(これはもしかして、何かの精神的なやつかも…)と思い始めていた。まさか自分がそのジャンルの病院に行くことになるなんて、かんがえたこともなかったけど、でも、さっきのあの変なのはやだ、そう思って近くの心療内科に、とりあえず診てもらおうと電話した。
驚いたことに診察の予約は来月だって。違う病院でも二週間先とか。そんな…だって今困ってて、今症状がでてるのに?「熱があるんです」「じゃあ今から来てください」くらいの緊急性を持って診てくれるかと思ってたから、今誰も頼れないことに愕然とした。
何件か電話して、できるだけ早く診てほしいんですと伝えて、ある心療内科での予約が取れたのは、3日後。
とてもじゃないけど、耐えられそうにないと思った私は、そのまま遠方に住む母に何とか来てもらえないかと電話をした。

はじまり①

ある日突然、パニックに襲われたってよく聞くけど、私もそうで、それはホントに降って沸いたように起きました。
上の子二人を幼稚園に送り、1才半の娘を連れて、スーパーで買い物をしてるときに、ふと横を見ると知らない女性と目が合ったんだよね。特に何も思わずにそのまま買い物をしてると、今度は男の人と目が合って。その時にふと「あれ?私の顔に何か着いてる?」って思い始めて、レジに行く頃には係の人が自分を意図的に見ているようにすら思えてきて、そっから一気にドカンときた。


胸がぎゅーっと苦しくなって、すごい緊張感のような感じがして、あれ?私っておかしい?みんなが見てたのは、何かおかしかったから?
頭がおかしくなるの?!
とにかく家に帰らなきゃ、と、あのときどうやって帰宅したのか覚えてないけど、家に着いて、ダンナの職場に電話して「とにかく何かがおかしいから、お願い、帰ってきて」って言ったのは覚えてる。自分に何が起きてるのか全然理解できなくて、ものすごい恐怖感に襲われてて、とにかく怖かった。


うわー、こうやって思い出すのって、あんまり気持ちのいいもんじゃないよね(-""-;)
思えばよくここまで来たなあ。
あの頃の自分に、大丈夫だよ、って言ってあげたい。