久しぶりに、はじまりシリーズの続きを。

初めてかかった心療内科さんの薬を飲んで一ヶ月もしたらすっかり、あの嫌な恐怖感や不安感、動悸は起こらなくなってた。
私は風邪が治ったのに風邪薬なんている？っていう考えだったから、こんなに落ち着いたなら、すぐ薬を止められるだろうとおもってたのよね。
でも、実際心療の先生は、症状が治まっても飲んでください、ばかり。しびれを切らした私は、とうとう勝手に減薬を開始してしまった。
だけどなぜかその時はうまくいって、減薬しても何ともなかったの。

そのころ、ダンナの仕事は不規則で転勤が多い職場で、転職を考えてたんだよね。そこに私のこの症状のこともあって、思いきって転職してそれまでいた九州から、東海地方の実家に同居することにした。

実家といっても私の実家で、私はすごく安心してた。両親は私のことを心配してるし、きっと子育てやいろんなことに相談に乗ってもらえるだろうと思ってたし。

でも、十何年ぶりの親との同居はそんなにすんなりって感じじゃなかった。
ゆっくりしろ、というわりにせっかちな父は「これはまだか、あれはしないのか。」と言って、部屋のレイアウトや家具も「お前はセンスがない、分かってない」と意見をゴリ押ししてくる。
そうだった、父とはずっとこんな感じだったなあ。もう丸くなったと思っていたのが甘かった。
そうやって、スタートした実家生活の２か月後に２度目の大きな発作がやって来た。

子どもと組体操して遊んでたら、人生で初めて腰を痛めまして(笑)
腰痛持ちの方が何をするのも痛いというのがよく分かる💦ほんのちょっと体を動かすだけで、メチャ痛い～！

けど、けどね、腰痛になったお陰でよい発見があったのです。

マインドフルネスを続けてるなかで、時に症状がぶり返すようなときがあると、ホントに良くなってるのかなあって、このやり方でいいのかなあって思うときがあるのね。
先生は、良くなる過程の１つとおっしゃって、大きな症状が収まってくると、それまでフォーカスされてなかった中くらいの症状が出てくるというのだけど、私の中では理屈としては分かってても、そうなのかなあって気持ちがあったの。

だけどホントに不思議なんだけど、それまでキツかった背面痛や首の痛いのが、腰痛のメチャ痛いときにはほとんど感じない！
自分でも嘘でしょ？って感じで、首をひねったり押したりするんだけど、何で？ってくらい感じないのよね。
でもって腰痛が治ってきたら、背中ガンガンに固まって痛いし(笑)

いや、ホントに信じられないけど、人間の感覚って、強い刺激にフォーカスするようにできてるんだー。笑えるくらい分かりやすい自分の体の反応にびっくり。

ホントに先生の言う通りなんだなあ。心も治っていく過程では同じプロセスをたどるんだよね。

次のぶり返し症状が来たって、治ってる証拠だって考えると、より受け入れやすくなるよね。
うれしいな、この発見🎵
腰痛くん、ありがとう⤴

もともと学生の頃とか、全然生理痛に悩まされたこともなく、ホルモンバランスに翻弄されずに来てたんだけど、パニック障害になって５年くらい？してから、PMS（月経前症候群）が起きるようになったのよね。

はじめはよく分からずに、何だか朝から気分が落ち込んでる、とか、訳もなく不安感で億劫な感じで、「なんで？何なのこれ？」と思ってたの。そしたら、こういうときに大体１０日ほどで生理がくるってことに気づいて、

PMSなのかあ、という感じで。

気分の落ち込みが、軽いときもあれば、押し付けられたように起き上がるのが重たいときもあって、女だからしょうがないけど、けっこう嫌に感じてたんだよね。

それに、パニックさん的には起きてない未来を心配するわけで、「今こんなにPMSに悩まされてたら、将来更年期が来たら、どうなるんだろう。うつで動けなくなったらどうしよう。」と考えたり。

ところが、それが！

何か良くなってきたんです(^^)

マインドフルネスのお陰だと思う。

良くなった、というか症状はあるんだけど、それに囚われなくなってきたことが大きいと思うんだよね。

お腹がいたくて、何だか落ちてる…と感じても、それは単なる身体症状。それはそれで私の全てではないし、「そうか今日はそんな感じの体調なんだな」と自分の状態を把握して、落ちた気分をあげるようにする必要もなく、その日の用事をするようにしてるのね。

そのうちに忘れて、するべきことがこなせたり、また、ふと不安がわいても、呼吸法をして、それはそれ、私は私のすることをする。といった感じでやってて。

得たいが知れなくて、コントロールできないと思うと怖いけど、嫌なものも得たいが知れてくると、怖さが薄らぐんだなあ。

少しずつ効果が出て、うれしい限りです。