はじまり④
普段からあまり薬を飲まない私に、デパス&バキシルはめちゃ効いた。不安をどうこうするを通り越して、いろんな感覚が麻痺したみたいに、ただ、ただボーッとなって、気だるく、考えるスピードもなくて、母が子ども達の世話しているを、ぼんやり見ていた。
それでも、あの初めての発作の恐怖感がないのは幸せだったし、とにかくぼんやりなにも考えずに済むのは、この時点ではとても助かった。
でも、これが私の悪い癖で、あれ以来発作もなく、数日ぼんやりしてると、もう大丈夫な気がしてきて、早く薬を止めたいなあ、なんて思い始めたのよね。
ぼんやりして、すく寝てしまって困ってる(これは事実!)と先生に言って、早々デパスはやめてしまった。
バキシルはしばらく飲んでくださいね、といわれても、私のしばらくはせいぜい2、3週間のつもりだったから、先生に2、3ヶ月と言われた時には、ホント驚いて、内心そんなに長い間、飲んでられないよ💦って思ってしまった。
その頃、パニック障害のことをなにも知らない私は、治療がどんな経過をたどるのか全然分かってなかったんだよね。その時に診て貰っていた先生は、とても穏やかで優しいけど、そういう説明はしなかったし。
だから、風邪と一緒で、症状が消える=回復🎵と思ってたし、何で治ったのに(治ってないんだけど😅)まだ、薬??不満ですらいた。
症状が落ち着いても、再発を防ぐためには長く飲む必要があるって知ったのは、かなり経ってからだったんだよね。
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